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近年、日本の風俗店が外国人のお客さんを受け入れるようになった、と風俗業界で話題になることが増えました。
実際、かつての風俗店では「外国人だから」という理由で利用を断る、なんてことが常識的におこなわれていましたので、外国人をお客さんとして受け入れるお店が増えてきたのは、風俗業界にとって大きな変化、と言えます。

それでは日本の風俗店が外国人をお客さんとして受け入れることには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
風俗店、風俗で働く女の子、そして遊びに来るお客さんにとって、これらのメリット・デメリットを知っておくと非常に役に立ちますので、ぜひ確認してみてください。

日本の風俗店が外国人を受け入れる3つのメリット

日本を観光している外国人

日本の風俗店が、外国人を受け入れるとどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットとしては、次の3つが大きなものとなります。
・売り上げの大幅なアップが見込める
・風俗店に外国人好きの女の子が集まりやすい
・外国人に興味を持ってもらえるジャンルが多い

これらのメリットの詳細を、それぞれご紹介していきます。

売り上げの大幅なアップが見込める

日本の風俗業界の市場規模は、年間5兆円から7兆円と言われています。
この点だけ注目すれば、かなり大規模な市場であり、風俗店を運営すれば大儲けできる、なんて想像するかもしれません。
また風俗店は、人間の本能のひとつである「性欲」を解消するためのお店です。
そのため、ほかの業界に比べて不況に強い、との特徴もあります。

そういった状況もあるためか、日本では風俗店、とくにデリヘル形式のお店の数は「増加している」、との分析もされており、それはおそらく事実でしょう。
ただ風俗店の店数が増えれば、それだけお店ごとの売り上げは分散してしまいますし、今後は少子化などの影響もあり、風俗店の売り上げが頭打ち状態になる、とも考えられています。

そこで日本人だけでなく、外国人をお客さんとして受け入れることで、売り上げの大幅なアップが見込めるわけですね。
ライバル店が増えていくなか、新しい顧客層を開拓していくのは、非常に大切と言えるでしょう。

外国人を受け入れることでインバウンド需要が見込める

そもそも日本では、2003年に政府が「観光立国」を宣言して、外国人観光客を積極的に受け入れる動きが強まっています。
そのあたりから「インバウンド需要」という言葉が聞かれるようになり、日本経済に大きな影響を与えるようになりました。
一時期、新型コロナウイルス流行の影響で、インバウンド需要に落ち込みは見られましたが、2024年には年間300万人以上の訪日外国人観光客がやってくるまでに回復しています。

こういった外国人旅行者のなかには、日本の風俗に興味を持つ人間も多くいます。
そのため「日本に旅行に来るついでに、風俗で遊んでみたい」なんて外国人を受け入れれば、それだけ売り上げがアップが見込めるわけです。

外国人旅行者は1回の来店で使ってくれるお金が日本人より多め

お金持ちの外国人

外国人旅行者は、日本人と違って「ときどき風俗店に遊びに来る」なんて利用法はできません。
わざわざ風俗で遊ぶたびに、こまめに来日するわけにもいかないでしょう。

そのため、1回の来店で長時間の予約を入れることも多く、オプションなどがあれば「あれも、これも」と選択してくれる可能性も上がります。
これらのことから、外国人は日本人よりも1回の来店で使うお金が多くなるため、売り上げアップにつながるのです。

風俗店に外国人好きの女の子が集まりやすい

風俗店を経営するうえで大切な要素として、働く女の子を確保することが挙げられます。
そのためには「ほかの風俗店よりも、魅力的な面がある」ことが大切です。

その点、外国人を受け入れている風俗店は、それ自体が特色がある、と言えます。
風俗で働く女の子のなかには、純粋に「外国人が好きだから、外国人とプレイしたい!」という女の子もいます。
また「留学を考えているので、外国人の話を直接聞いてみたい」「英語の勉強になるので、外国人と話をしたい」なんて女の子も。
さらには、プレイの部分で「外国人は紳士的だから、日本人よりも楽しくプレイができる」「たくさんお金を使ってくれるから、自分の稼ぎも上がるのがうれしい」なんて意見もありますね。

これらの理由で、外国人とプレイをすることにメリットを感じる女の子が、一定数以上存在しています。
実際のところ、日本の風俗店で「外国人を積極的に受け入れているお店」は、まだ少数派なのが事実。
外国人をお客さんとして受け入れていること自体がお店としての特色となり、女の子から「このお店で働きたい」と考えてもらえるお店となるわけですね。

外国人に興味を持ってもらえるジャンルが多い

日本の風俗の特色として、海外の風俗に比べるとプレイの幅が広いことが挙げられます。
海外の風俗のほとんどは「挿入して射精する」だけで完結する形です。
つまり、海外の風俗では性欲処理が主な目的となるため「さまざまなパターンで、プレイ自体を楽しむ」ものではない、と言えてしまうわけですね。

その点、日本の風俗店では、単なる性欲の解消ではなく「プレイ自体を楽しむ」こともメインとなっています。
なかには外国人が興味を持ちやすいジャンルのプレイも多いため、それまで「日本人向け」として営業していた風俗店でも、そのままあまり業態を変えずに外国人を受け入れやすくなる点はメリットと言えるでしょう。

外国人に人気があるジャンルとしては「コスプレ系」「学園系」といった、外国人にもファンが多い日本の「オタク文化」に触れられるプレイができるものがあります。
ほかには「痴漢プレイ」など、日常生活ではけっしてやってはいけない「禁断のプレイ」的なジャンルも人気がありますね。

日本の風俗店が外国人を受け入れるのはデメリットもある

日本の風俗店が外国人を受け入れる際には、メリットばかりではなくデメリットもあります。
日本に長年住んでいる外国人ならばともかく、観光旅行にやってくる外国人旅行者の場合は、どうしても日本の文化に慣れていません。
その部分が、風俗店にとってはデメリットとなる可能性が出てきてしまう点と言えるでしょう。

具体的にどのようなデメリットが考えられるのか、ご紹介していきます。

外国人観光客の風俗利用でトラブルが起こる可能性がある

外国人男性と日本人女性の口論

もっとも心配な点は、外国人観光客が風俗店を利用することで、トラブルが起こる可能性がある部分です。
もちろんトラブルを起こすのは日本人のお客さんにも存在しますし、外国人でもトラブルなく遊んでくれる場合のほうが多いでしょう。

しかしどうしても、文化的な違いなどがあります。
軽い気持ちで外国人を受け入れた結果、トラブルが続発して女の子がどんどん辞めていってしまい、お店の運営自体が成り立たなくなってしまう、なんて例も出てきているのです。

具体的なトラブル例について、ご紹介していきましょう。

言葉が通じずにうまくプレイができない

日本語が通じるお客さん、または女の子が英語など、お客さんの国の言葉に堪能であれば良いのですが、ときにはどちらも言葉が通じない場合もあります。
そうなるとお互いにうまく意思表示ができず、プレイが円滑に進まない可能性も出てくるでしょう。

プレイがうまく進まないだけだったら、まだ女の子が一生懸命プレイでカバーしてくれればなんとかなる場合もあります。
ただしお客さんのほうに、プレイに関して不満がある場合は、どうしても言葉でのやり取りが必要になってしまうでしょう。
その際、ちゃんとお客さんが言っていることを理解して、さらにそれに対する説明を女の子ができなければ、相手を怒らせてしまうかもしれません。

とくにお店でプレイをするわけではない、デリヘルの場合は店員がフォローに入ることも不可能です。
その結果、女の子がお客さんに怒鳴られるなど怖い思いをして、お店を辞めてしまうケースもあります。

日本の風俗店のルールを理解していないお客さんが来る場合もある

ルールを理解していない外国人男性

根本的に、お客さんが日本の風俗店のルールを理解していないと、トラブルの可能性も高くなります。
日本の風俗では、基本的に挿入はできませんが、そのことすら知らずに挿入しようとする外国人のお客さんもいるほど。
また女の子に対して暴力的だったり、女の子がNGにしているプレイをしようとしてきたり、なんて例も見られます。

日本の風俗店はサービス満点ではありますが、それはあくまでもお客さんがルールを守ってくれて成り立つものです。
とくに外国人旅行者の場合、そのうち自分の国に帰ってしまうこともあるため、無理を言ってきがちな面が見られるのは、外国人向け風俗店の難しい部分となっています。
禁止事項・ご利用規約

海外から持ち込まれた性病に感染する可能性がある

風俗店にとって大きな問題となるのが、お客さんが性病に感染している場合です。
風俗店で働く女の子は、1ヶ月に1度は性病検査を受けることを推奨されており、ちゃんとしたお店は女の子が性病検査で問題なかったことを証明しなければ働かせない、なんて対応をしています。

しかし外部から持ち込まれる性病に関しては、残念ながら完全に女の子への感染を防ぐのは難しいのが実態です。
とくに2022年以降、日本では全国的に「梅毒」の感染が急増している、との話題が見られます。
これが「インバウンドで日本に来て、風俗を利用している外国人の影響があるのではないか」との意見がある事実は、否定できません。

そういったイメージがあるため、外国人OKになった風俗店を利用するのは控える、と考えている日本人もいます。
外国人OKにすることで、日本人のお客さんが減ってしまうケースもあるわけですね。

外国人旅行者がリピート客になることは見込めない

日本の風俗店は、基本的に「お客さんにリピートしてもらう、常連客になってもらう」ことを考えて営業しています。
1回だけ利用するお客さんが多いよりも、定期的に遊びに来る常連客が多いお店のほうが、経営的には安定するためです。
また働いている女の子にとっても、気心の知れた常連のお客さんが遊びに来てくれるほうが、安心してお仕事ができます。

その点、外国人旅行者は基本的に「1回だけ」の利用しかしないお客さんです。
外国人旅行者の場合はそもそも日本に住んでいるわけではないので、その点は仕方がありません。
しかしお店にとっても女の子にとっても、なかなか気が休まる暇がなくなってしまうのはデメリットと言えるでしょう。

外国人をお客さんとして受け入れるためには準備が必要になる

訪日外国人を受け入れる画像

風俗店が外国人をお客さんとして受け入れる際には、さまざまな準備が必要となります。
まず必要となるのは、女の子やお店のスタッフが外国語をある程度使えるような環境を整えることでしょう。

英語が基本ですが、近年はアジア圏からのお客さんも多いため、韓国語や中国語なども使えるほうがお仕事には役に立ちます。
女の子の場合、スマートフォンの翻訳アプリなどを利用することもできますが、とくにお客さんからの予約電話などを受けるスタッフの場合、ある程度はちゃんと外国語をしゃべれる人は必要になるでしょう。
初めてのお客さんにはお店のルールなどを説明しなければならない場合もありますし、トラブルが起こったときなどにお客さんを説得しなければならないケースも出てきます。
そうなると、スタッフにとってもお店にとっても、ある程度の負担となるのは間違いありません。

また風俗店の料金表や、オプションプレイのメニュー表なども、外国語バージョンを用意する必要があります。
さらにお客さんの集客のために、ホームページなども外国人が読めるように複数言語のバージョンを作成・管理しなければなりません。

こういった負担が増えてしまうのは、デメリットのひとつと言えます。

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まとめ

日本の風俗店が外国人をお客さんとして受け入れる場合、複数のメリットやデメリットが考えられます。
しかしそれは当然のことであり、なにごとも「メリットだけある」「デメリットだけある」なんてことはありません。

今後は日本人だけをターゲットにしていても、なかなか風俗店としては営業的に厳しい、なんて状況になる可能性があります。
そのため、外国人を受け入れる風俗店は、今後もますます増加していくでしょう。
ただしその場合、日本の風俗店を使い慣れていない外国人とのトラブルが増えるかもしれません。

今回ご紹介したようなメリット・デメリットは、外国人のお客さんの受け入れを考えている風俗店だけでなく、風俗で働く女の子、そして遊びに来る外国人のお客さんも、ぜひ知っておいてほしいものです。
メリット・デメリットを知っておけば、あらかじめ「こんなトラブルが起こるかもしれない」と全員が予想でき、結果的に全員が楽しく風俗で遊べる環境が整うでしょう。